2009年11月19日木曜日

平成21年度 事業計画書

年 月 日項 目会 場
平成21年 
5月20日 (水)ファッションビジネス教育研究会・インターンシップ研究会と合同研究大阪文化服装学院
6月3日 (水)ファッション素材研究会・内容検討会神戸ファッション専門学校
6月12日 (金)ファッションビジネス教育研究会・インターンシップ研究会と合同研究MORIパーソネルクリエイツ
6月29日 (月)関西支部 役員会 マロニエFD専門学校
7月4日 (土)ファッションマーケティング論研究会・ワークショップ上田安子服飾専門学校
7月10日 (金)ファッションビジネス教育研究会・インターンシップ研究会と合同研究MORIパーソネルクリエイツ
9月25日 (金)ファッションビジネス教育研究会・インターンシップ研究会と合同ワークショップ大阪文化服装学院
9月26日 (土)ファッションマーケティング論研究会・ワークショップ上田安子服飾専門学校
9月26日 (土)和文化ファッション研究会・内容検討会東洋FD専門学校
9月28日 (月)関西支部 役員会マロニエFD専門学校
10月20日 (火)ファッション素材研究会・ワークショップ神戸ファッション専門学校
11月5日 (木)ファッションIT研究会・研究会開催第二鉄鋼ビル※1
11月7日 (土)ファッションデザイン研究会・研究会開催上田安子服飾専門学校
11月28日 (土)平成21年度全国大会文化女子大学
12月16日 (水)ファッションビジネス教育研究会・インターンシップ研究会と合同研究大阪文化服装学院
12月19日 (土)ファッションマーケティング論研究会・ワークショップ上田安子服飾専門学校
平成22年 
1月30日 (土)和文化ファッション研究会・内容検討会東洋FD専門学校
2月13日 (土)ファッションIT研究会・研究会開催デジタルファッション
3月13日 (土)関西支部 役員会・合同研究会マロニエFD専門学校

*2010年9月18日 (土) 平成22年度全国大会 開催予定 マロニエファッションデザイン専門学校
※1 第二鉄鋼ビル (東京都千代田区丸の内一丁目)

2009年11月12日木曜日

「3Dデータから衣服製作への活用」セミナー


当日の様子
[活動報告]

ファッションビジネス学会関西支部ファッションIT研究会が主催する「3Dデータから衣服製作への活用」セミナーは、東京駅横の第二鉄鋼ビル/ジャフコホールで開催されました。日本ファッション教育振興協会大阪支部/共催。デジタルファッション株式会社/協賛。株式会社ユカ&アルファ/協賛。独立行政法人産業技術総合研究所/後援。株式会社繊研新聞社/後援。

以上のご協力により開催されたセミナーは、90人近い来場者を迎えて、大野順之助先生(株式会社アミコファッションズ/代表取締役社長)による「3Dデジタルと型紙製作」の講演。古川晴夫先生(株式会社アズ/アパレルシステム課/課長)による「3Dデジタルを企画、設計、生産への応用。着圧、履き心地を追求」のテーマで講演が行なわれました。お二人の講演後、受講生はデジタルファッション株式会社のLookStailorXによる直感的なシルエット生成と縫い目線の設定による平面パターンへの展開を体験しました。

ファッションビジネス学会 関西支部長
ファッションIT研究会 主査 野中一男




日 時:2009年11月5日(木)15:30 - 18:00
会 場:東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 第二鉄鋼ビル 9F ジャフコホール|地図
内 容:第一部ご講演 15:30 - 16:10
株式会社アミコファッションズ 代表取締役社長 大野順之助 氏
「3Dデジタルと型紙製作」
第二部ご講演 16:20 - 17:00
株式会社アズ アパレルシステム課 課長 古川晴夫 氏
「3Dデジタルを企画、設計、生産へ応用。着圧、はき心地を追及」
定 員:80名(終了後のパソコンの使用は最大で15名)
会 費:無料
主 催:ファッションビジネス学会 関西支部 ファッションIT研究会
共 催:日本ファッション教育振興協会 大阪支部
協 賛:デジタルファッション株式会社、株式会社ユカアンドアルファ
後 援:独立行政法人産業技術総合研究所、株式会社繊研新聞社

2009年10月22日木曜日

「3Dデータから衣服製作への活用」セミナー


[開催案内]

拝啓 皆様におかれましては、ますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
ファッションビジネス学会 関西支部 ファッションIT研究会では「3Dデータから衣服製作への活用」セミナーを下記の通り開催いたします。是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。
敬具


日 時:2009年11月5日(木)15:30 - 18:00
会 場:東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 第二鉄鋼ビル 9F ジャフコホール|地図
内 容:第一部ご講演 15:30 - 16:10
株式会社アミコファッションズ 代表取締役社長 大野順之助 氏
(仮)「3Dデジタルと型紙製作」
第二部ご講演 16:20 - 17:00
株式会社アズ アパレルシステム課 課長 古川晴夫 氏
(仮)「3Dデジタルを企画、設計、生産へ応用。着圧、はき心地を追及」
ご希望者のみパソコンで3D製作体験(パソコンの使用は最大で15名です。予めご了承ください。)
定 員:80名予定(終了後のパソコンの使用は最大で15名)
会 費:無料(ただしアンケートへの記載をお願いします。)
主 催:ファッションビジネス学会 関西支部 ファッションIT研究会
共 催:日本ファッション教育振興協会 大阪支部
協 賛:デジタルファッション株式会社、株式会社ユカアンドアルファ
後 援:独立行政法人産業技術総合研究所、株式会社繊研新聞社


[お問い合わせ先]
〒541-0059 
大阪府大阪市中央区博労町1-8-2 エスプリ堺筋本町 9F
デジタルファッション株式会社内
ファッションビジネス学会 関西支部
ファッションIT研究会
担 当:森田(主幹)
E-mail:info@dressingsim.com
Tel:06-6271-5560
Fax:06-6271-5001

2009年6月30日火曜日

平成21年度 スケジュール

「平成21年度 ファッションビジネス学会 関西支部 研究会 スケジュール」はこちらです。

2009年5月12日火曜日

平成21年度 研究部会活動計画・ファッションマーケティング論研究会

代表責任者名 早川雅明

本研究会が構成する3研究グループでの新年度ワークショップ運営の活動計画概要を以下に付す。

1. 消費者研究グループ
 次世代高齢層としての団塊世代の女性を軸に研究してきた。新年度は研究課題として「ファッション系女子学生の母親のライフスタイルについて」の意識調査および分析・考察を行う予定。

2. リテール研究グループ
 研究課題「ファッション系女子学生の意識におけるテースト別マーケット分析」をアンケート調査データを分析・考察を行う予定。

3. ファッション情報研究グループ
 ・セミナー開催について:年会2回(5月、10月)を予定。基調講演とパネルディスカッションで構成
・情報収集活動の強化:今、注目され出している新興企業等を軸に見出し、その情報を収集したい。

以上、研究会相互の共同活動を一層推進していきたい。

平成21年度 研究部会活動計画・ファッション素材研究会

代表責任者名 鈴木章子

6月3日(水)に第1回会議を開き今年度の目標と日程を検討する予定。

平成21年度 研究部会活動計画・ファッションIT研究会

代表責任者名 野中一男

1. 3Dからオーダメードが出来る仕組みを実証実験する。
 前年度行った「イレギュラーサイズ」パターン研修会の結果を元に実際に最適な衣服製作がどこまで可能か検証を進める。

2. 3DWEBでの衣服製作を検討。(*下記いずれか実施)
 ・前年度行ったWEBコンテンツを利用したプロモーションを考え、ビジネスモデルを策定する。
・動画、3Dの携帯コンテンツの同行調査。
・3Dコンテンツでの販売とそのコンテンツをつかった衣服製作を実施検討。

3. デジタルファッションコンテストを行う。
 上記を踏まえたデジタルとアナログのファッションコンテストを行い、新しい職種の可能性を探る。

平成21年度 研究部会活動計画・和文化ファッション研究会

代表責任者名 樹下林子

具体的には今、検討中である。
素材企画からコーディネイト企画まで考えてみたい。

平成21年度 研究部会活動計画・インターンシップ研究会

代表責任者名 本山光子

1. インターンシップにおける学生に求められる能力、知識についての調査とそれを元にした、学校教育のカリキュラムのあり方と内容の研究現状の企業のインターンシップへの取り組みと、学生に求める能力・知識などについての問題点、学校の体制などについての問題点の調査これをふまえた教育カリキュラムや指導方法などのあり方を研究

2. 産学協同の事業による実践教育の事例と成果についての研究

平成21年度 研究部会活動計画・ファッションビジネス教育研究会

代表責任者名 真脇郁子

ファッションビジネス業界にも2009年秋以降の世界同時不況の影響が出てきた。これまでSPA型アパレルや専門店チェーンは、新規ブランド開発をテコに積極的な出店を進めてきたが、需要の急激な落ち込みから出店の凍結や新規採用の圧縮に動き始めている。これまでの売り手市場から買い手市場に一気に転換。かつての就職氷河期を上回る厳しい就職難の時代に突入すると予測される。

そこで、平成21年度活動計画として、量から質へ転換しつつあるアパレルメーカー、専門店チェーンの人事政策を企業ヒアリング、アンケート調査等で明らかにする一方、これらの分析を通して学生の就職機会をどのように確保していくか、また学校側として企業の採用ニーズに合致した人材を継続的、安定的にどのように輩出していくか、そのための教育カリキュラムの見直しやインターンシップ等のあり方について検討を加えていく。

≪具体的な進め方≫
1. アパレルメーカー、専門店チェーンの実態調査 
・ 主要企業を中心に人事政策のヒアリング
・ 主要企業を対象にした採用計画アンケート調査
2. ヒアリング結果のまとめ・分析
3. 採用計画アンケートの集計・分析
4. 学校側の就職支援策やインターンシップへの取り組み(意見交換)
5. 人事採用についてのシンポジウムの開催

≪スケジュール≫
・5月~アンケート案の検討、ヒアリング企業の選定と質問事項
・6月~企業アンケートの配布と回収作業
・7月~企業アンケートの集計・分析
・9月~就職支援等についての意見交換(学校間)
・11月~研究テーマのまとめ(人事担当者参加によるシンポジウム形式)     

平成21年度 研究部会活動計画・ファッションデザイン研究会

代表責任者名 三原道子

インターネット環境を取り込んだファッションデザイン教育の方法を研究する。
効果的なe-learningを行なう為のソフト開発の研究を企業と連携して行なう。

2009年4月16日木曜日

平成20年度 研究部会報告書・ファッションマーケティング論研究会

代表責任者名 早川雅明
研究部会メンバー数 26人

- 研究部会の主な活動報告 -

本研究会の第7期20年度研究のワークショップ並びセミナーを下記日程で実施した。

1. 消費者研究グループ(以下《消》とする)
 研究テーマ「団塊世代が作る次世代高齢層のニューライフモデルの考察第2報」ではエスノグラフィ調査を分析・考察し、論文投稿した。

2. リテール研究グループ(以下《リ》とする)
 研究テーマ「ファッション系女子学生のファッション意識」のアンケート調査を分析・考察し、論文投稿した。尚、前期研究テーマ「ファッションダイジェストブック」のCD資料制作をする。

3. ファッション情報研究グループ(以下《情》とする)
 本年度からファッション業界におけるファッションビジネス情報の紹介・提供を産学にブリッジする研究をセミナー形式で企画運営を開設した。

(1)平成20年5月24日 第1回ワークショップ(場所:上田安子服飾専門学校)
 《消》前期で実施したインタビューを再検証
《リ》アンケート項目の検討
《情》セミナー開催への準備会議

(2)平成20年7月5日 第2回ワークショップ(場所:上田安子服飾専門学校)
 《消》インタビューを再検証し、団塊世代女性の「新しい発見」箇所をみつけ、不足内容を補充
《リ》アンケート集計の検討
《情》セミナーへの運営計画
《リ》は論文投稿のため、独自のワークショップを8月9日に実施(論文作成の検討

(3)平成20年8月23日 第3回ワークショップ(場所:上田安子服飾専門学校)
 《消》論文作成の検討、役割分担と論文書式の統一化
《リ》東海地区のアンケート集計結果の確認、検討
《情》第1回セミナー開催への準備(案内文など)講師依頼

(4)平成20年9月27日 第4回ワークショップ(場所:上田安子服飾専門学校)
 《消》論文投稿に向け、まとめ方の検討
《リ》欠席のため、10月11日開催 投稿論文の検討
《情》セミナー開催の準備作業の確認

(5)平成20年11月8日 第5回ワークショップ(場所:上田安子服飾専門学校)
 《消》論文「団塊世代が作る次世代高齢層のニューライフモデルの考察第2報」を10月29日に投稿。その投稿文の検証と来期研究内容を検討
《リ》論文「ファッションを学んでいる女子学生の意識行動に関する研究」を10月31日に投稿
《情》第1回セミナー(10月25日開催。参加者146名)の検証、反省、内容まとめ作業

(6)平成20年12月20日 第6回ワークショップ(場所:上田安子服飾専門学校)
   各グループの研究経過と次年度の活動についてその方向を検証
 《消》来期研究課題「ファッション系女子学生の母親のライフスタイルについて」の意識調査及び分析を行うこととする。次回、仮説を立てることとする。
《リ》のアンケートデータの活用を検討
《リ》ヤングファッションマーケット研究の分析報告と検討
《情》セミナー開催を年2回実施することを決議、次回は来年5月予定とする。

(7)平成21年3月7日 第7回ワークショップ(場所:上田安子服飾専門学校)
 本年度活動報告と新年度研究の運営について研究会全体の検証、提案
各研究グループで新年度研究方向について検討、提案を実施
関西支部合同研究会参加について検討

以上

この場を拝借し、ワークショップ会場をご提供下さった、上田安子服飾専門学校に謹んで御礼を申し上げます。

− 今後の活動目標・計画 −

本研究は設立来10余年2研究グループで活動運営してきたが、本年度からファッション情報グループを加設し、より広いファッションビジネス研究や活動を運営することになった。新年度はこの3グループ活動を一層高め、広く学会会員に参加してもらえる活動に邁進していきたい所存である。

− 研究部会活動における課題・問題点 −

共同研究の認識を一層高めた研究運営を推進し、ファッション産官学に寄与していきたい。

平成20年度 研究部会報告書・ファッション素材研究部会

代表責任者名 福冨美代子
研究部会メンバー数 10人

− 研究部会の主な活動報告 −

ニット素材(2タイプ)の製品化にあたってのデザインと生地の関係を調べていますが諸事情により進行が遅れ、3月中旬に最後のまとめ(会議)を予定しています。

平成20年度 研究部会報告書・ファッションIT研究会

代表責任者名 野中一男 
研究部会メンバー数 5人

− 研究部会の主な活動報告 −

・3Dからオーダメードが出来る仕組みを実証実験する。
日 時:2008年10月から2009年3月まで月1回(毎月第2日曜日)
場 所:マロニエファッションデザイン専門学校・デザイン校舎
内 容:「イレギュラーサイズ」パターン研修会
前年度行った、3DモデルからCADパターンを通してトワル組みでの実物検証を活かした進化検証。補正されたボディー4体を元にイレギュラーサイズの原型作成を3Dバーチャル上で作成したボディーから行い検証を進めている。

・3DWEBでの衣服製作を検討。今期はWEBでの衣服プロモーションとして取り組むところからスタートした。実際のWEBコンテンツの2点を制作した。

・デジタルファッションクリエイター「-ish」の協力を得て、デジタルファッションショーコンテンツを携帯電話端末の「iPhone」のアプリとして搭載した。

・上田学園の協力を経て「ビジネスプロデュースコンペティション」へのお手伝いでコンテンツ作成参加。衣服とソックスのコーディネーションが瞬時に行え、ビジネスモデルもユニークであった。

・上記を踏まえた上でデジタルとアナログのファッションコンテストを行う。
日 時:2008年10月2日(木)
場 所:CEATEC JAPAN 2008 イベントホールメインステージ @幕張メッセ
内 容:ファッション・オン・デマンド2020/Fashion Planet構想について々なデジタルツールで作成した衣服とその3Dデジタルツールをファッションショーという形でデジタルファッションクリエイター「-ish」の協力を得て行い。実際の出来栄えやプレゼン手法等、新たな人材のあり方を打ち出した。

平成20年度 研究部会報告書・和文化ファッション研究会

代表責任者名 樹下林子 
研究部会メンバー数 5人

− 研究部会の主な活動報告 −

京都 野田株式会社と、夏きもの(2009 夏・秋・単衣きもの)の意匠デザインの研究と開発

2008年6月23日(月)「お茶席」をテーマに企画打ち合わせ
ターゲット・素材・カラー・コーディネイト・販促など。
2008年9月22日(月)50柄のプレゼンテーションの結果、4柄 各4色展開が決定。
展示会にて発表(秋用として6柄採用決定)
2009年1月29日(木)展示会にて評価をいただく。
(生活者提案型マーケティング)


− 今後の活動目標・計画 −

意匠デザインの提案をフォーマルきものなどにも広げてゆきたい。

平成20年度 研究部会報告書・インターンシップ研究会

代表責任者名 本山光子 
研究部会メンバー数 3人

− 研究部会の主な活動報告 −

今年度の計画としては、インターンシップにおける学生に求められる能力、知識、資格条件についての調査・研究とまとめ、それを元に、各プログラムに対応した学校教育にカリキュラムのあり方と内容を研究のテーマとして予定したが、今年度は活動休止状態であったため、十分な研究が行えなかった。

− 今後の活動目標・計画 −

現在、非常に厳しい経済不況の中、インターンシップとして学生を受け入れるファッション企業の現状も非常に厳しくなっている。しかしだからこそより実践力を持つ学生の育成が求められ、学生自身の運営による小売店舗をファッションビルや百貨店で展開するなどの産学協同の事業に取り組み、実践教育の成果をあげている学校が広がっている。そこで今年度は平成20年度の研究テーマに加えて、実践力を身に付ける教育カリキュラムの事例研究を行っていきたい。

− 研究部会活動における課題・問題点 −

今年度、活動休止状態であったことを踏まえて、研究会の運営の仕方、研究会の主旨の検討、研究会そのものの必要性なども今年度は検討していきたい。

平成20年度 研究部会報告書・ファッションビジネス教育研究部会

代表責任者名 真脇郁子
研究部会メンバー数 6人

− 研究部会の主な活動報告 −

少子化とファッション人気の低迷で服飾デザイン系専門学校へ進学する高校生の減少が目立っている。そこで服飾デザイン系学科・コースを併設する高校を対象に、ファッション分野を進路選択する高校生の意見、専門学校との連携の1つとして、衣服製作の体験を通して、ファッション分野への興味を喚起し、進路選択に役立てるため平成20年11月3日実施の第2回全国産業教育フェアファッションショーを支援した。上田安子服飾専門学校と大阪文化服装学院は平成20年度4月から大阪市立泉尾工業高等学校と大阪府立佐野工科高等学校で服飾デザインを専攻する生徒に対し、体験講座を開設。内容はデザイン立案からパターン作成、トワル組、縫製を指導。

[大阪文化服装学院協力]
・デザイン指導 4/3, 4/18, 4/19, 4/30 (4回)
・採寸・素材チェック 6/6
・パターン指導 7/29, 7/30, 7/31(3日間)
・縫製指導 8/25, 8/26, 8/27(3日間)
・11月3日第2回全国産業教育フェアファッションショー出品

[体験した生徒のアンケートから抜粋]
・職業体験について詳しく教えてもらって分かりやすかった
・将来進みたい分野(職業)が分かった。
・自分の職業の適性がわかった。
・職業についての社会の仕組みがわかった。

平成20年度 研究部会報告書・ファッションデザイン研究会

代表責任者名 三原道子
研究部会メンバー数 4人

− 研究部会の主な活動報告 −

教育を考える中で「学生のモチベーションを上げることが、その後の学生の態度や行動に、ポジティブな影響と変化をもたらすのではないか」との仮説に基づいて、学生の憧れを抱いているファッションデザイナーの仕事の現場と学校を既存の設備とインターネットの回線を利用して、直接つないで通常では見ることの出来ないプロフェッショナルの製作過程やクライアントからの要望を作品に反映させていく場面に触れることにより、学生のモチベーションがどのように変化したのかを科学的に分析しその効果を計測した。

その結果、モチベーションは、一定の目標行動に方向付けを導くものであり、ライブ型e-learningはこの方向付けを導く手段として有用であった。また、学生個々人のみならず空間を共有する全体にも影響を与えた。

e-learningの実証講座を行ってから約1ヵ月後に学内で行われた就職説明会において、企画から「今年度の学生は、積極性がある」との評価を受けた。その評価された学生の多くは、今回のライブ型e-learning実証授業参加者であった。また、今回ライブ授業を受けた1年生と受けていない2年生の様子を比較すると、明らかにライブ授業を受けた1年生の積極性が高いという現象が発生した。これもライブ型e-learningの成果の一つと考えられる。

[ライブ型e-learning]
第1回目
講 師:堀木厚志 ファッションデザイナー
場 所:堀木厚志先生の仕事場(東京)
上田安子服飾専門学校ライラックホール(大阪)
日 時:平成20年1月18日(金)
受講者:上田安子服飾専門学校
ファッションビジネス学科1年生 80名
第2回目
講 師:津村耕祐 ファッションデザイナー
場 所:津村耕祐先生の仕事場(東京)
上田安子服飾専門学校ライラックホール(大阪)
日 時:平成20年1月21日(月)
受講者:上田安子服飾専門学校
ファッションクリエイター学科1・2・3年生
ファッションクリエイターアドバンス学科1・2年生
ファッション工芸デザイン学科1・2年生
合計98名
第3回目
講 師:勝井北斗 八木奈央 ファッションデザイナー
場 所:勝井北斗 八木奈央先生の仕事場(東京)
上田安子服飾専門学校ライラックホール(大阪)
日 時:平成20年1月22日(火)
受講者:上田安子服飾専門学校
ファッションクリエイター学科1・2・3年生
ファッションクリエイターアドバンス学科1・2年生
ファッション工芸デザイン学科1・2年生
合計118名

※e-learning 実施日は、平成20年1月18日、21日、22日ですが、調査分析・結果報告等がその後、続きましたので、平成20年度研究部会報告にさせていただきました 

平成20年度 報告スケジュール

「平成20年度 ファッションビジネス学会 関西支部 研究会 報告スケジュール」はこちらです。

平成20年度 事業報告書

年 月 日項 目会 場
平成20年 
6月26日 (木)事務局引継ぎマロニエFD専門学校
6月27日 (金)引継ぎ資料着関西支部 事務局
7月3日 (木)平成20年度総会報告・年会費のお願い発送関西支部 事務局
7月5日 (土)ファッションマーケティング論研究会
・消費者研究グループ 第2回ワークショップ
・リテール研究グループ 第2回ワークショップ
上田安子服飾専門学校
7月23日 (水)ファッションビジネス学会全国大会(東日本支部主催)
研究発表、ポスタープレゼンテーションのお知らせ
メーリングリスト
7月28日 (月)ファッションビジネス学会全国大会への参加募集メーリングリスト
7月29日 (火)ファッションビジネス教育研究会・3日間ワークショップ大阪文化服装学院
8月9日 (土)ファッションマーケティング論研究会
・リテール研究グループ ワークショップ
上田安子服飾専門学校
8月23日 (土)ファッションマーケティング論研究会
・消費者研究グループ 第3回ワークショップ
・リテール研究グループ 第3回ワークショップ
・ファッション情報研究グループ 第3回ワークショップ
上田安子服飾専門学校
8月25日 (月)ファッションビジネス教育研究会・3日間ワークショップ大阪文化服装学院
9月20日 (土)ファッションビジネス学会全国大会(東日本支部主催)
・ファッションIT研究会発表
・ファッションデザイン研究会発表
・ファッションビジネス教育研究発表
杉野学園
9月22日 (月)和文化ファッション研究会・研究会発表東洋FD専門学校
9月26日 (金)会費請求書類発送関西支部 事務局
9月27日 (土)ファッションマーケティング論研究会
・消費者研究グループ 第4回ワークショップ
・ファッション情報研究グループ 第4回ワークショップ
上田安子服飾専門学校
10月2日 (木)ファッションIT研究会
ファッション・オン・デマンド2020/Fashion Planet構想について
幕張メッセ
10月3日 (金)会費請求書類発送関西支部 事務局
10月9日 (木)臨時役員会マロニエFD専門学校
10月11日 (土)ファッションマーケティング論研究会
・リテール研究グループ 第4回ワークショップ
上田安子服飾専門学校
10月12日 (日)ファッションIT研究会
・「イレギュラーサイズ」パターン研修会 1回(6回コース スタート)
マロニエFD専門学校
10月25日 (土)ファッションマーケティング論研究会主催
・ファッション情報研究グループ セミナー開催
マロニエFD専門学校
11月3日 (月)ファッションビジネス教育研究会・研究会発表ATCホール
11月8日 (土)ファッションマーケティング論研究会
・消費者研究グループ 第5回ワークショップ
・リテール研究グループ 第5回ワークショップ
・ファッション情報研究グループ 第5回ワークショップ
上田安子服飾専門学校
11月9日 (日)ファッションIT研究会
・「イレギュラーサイズ」パターン研修会 2回
マロニエFD専門学校
12月3日 (水)会費請求書類発送関西支部 事務局
12月20日 (土)ファッションマーケティング論研究会
・消費者研究グループ 第6回ワークショップ
・リテール研究グループ 第6回ワークショップ
・ファッション情報研究グループ 第6回ワークショップ
上田安子服飾専門学校
平成21年 
1月18日 (日)ファッションIT研究会
・「イレギュラーサイズ」パターン研修会 3回
マロニエFD専門学校
1月29日 (木)和文化ファッション研究会・研究会発表東洋FD専門学校
2月8日 (日)ファッションIT研究会
・「イレギュラーサイズ」パターン研修会 4回
マロニエFD専門学校
2月27日 (金)ファッションビジネス学会運営企画会議文化女子大学
3月7日 (土)ファッションマーケティング論研究会・第7回ワークショップ上田安子服飾専門学校
3月8日 (日)ファッションIT研究会
・「イレギュラーサイズ」パターン研修会 5回
マロニエFD専門学校
3月14日 (土)ファッションビジネス学会役員会開催
ファッションビジネス学会合同研究発表会
マロニエFD専門学校

2009年3月16日月曜日

平成20年度 ファッションビジネス学会関西支部 合同研究会

[活動報告]

○ファッションビジネス学会関西支部 役員会

平成21年3月14日土曜日、平成20年度、ファッションビジネス学会関西支部合同研究会に先立ち、関西支部役員会が開かれました。

議題として、平成20年度、関西支部の活動報告と決算、21年度の活動計画と予算について、本部運営企画会議の報告などについて、野中支部長、利見事務長からの説明と質疑応答が行なわれました。

運営企画会議の内容は、20年度の活動報告として事務局がマロニエファッションデザイン専門学校から大阪文化服装学院内に20年9月設置されたKFCC(関西ファッションカレッジコンソーシアム)に業務委託を行なうため、事務局住所を大阪文化内に移転すること。21年度の全国大会は本部(文化女子大学)で開催すること。21年度総会は5月16日(土)に本部(文化女子大学)で開催されること。ファッションビジネス学会の英語表記が海外向けにJapanを加えて「The Japan Society for Fashion Business」と変更になり、新しいロゴマークの制定に向けて作業中であること。HPの活性化委員会が発足したことなどの報告が支部長より行なわれて役員会の了承を得ました。

○平成20年度 ファッションビジネス学会関西支部 合同研究会

同日14時より、関西支部合同研究会を実施しました。
開会の挨拶に立った野中支部長から、ファッションビジネス学会設立16年、関西支部15年の活動について、次年度の予定などが発表され、続いて基調講演として、マツオインターナショナル株式会社、執行役員大阪企画生産部部長の築本尚祐氏により、「変わりゆくファッション・マーケットをどう対応するか」をテーマに講演が行なわれました。

マツオインターナショナル数式会社の沿革、ブランド戦略、ベンチマーキング、将来計画などの具体的なデータを中心に、現在の低迷する経済をどう乗り切るべきか、について熱心な講演をいただきました。

後半は「ファッションビジネス教育研究会」「ファッションデザイン研究会」「ファッションIT研究会」「ファッションマーケティング研究会」の研究担当者から、それぞれの研究内容と今後の予定が発表され、最後に参加者全員で交流会となりました。

今回はファッション専門学校、大学の学生達が大勢参加し、学会員の先生方と一緒に基調講演や研究会の内容を知る機会となりました。今後学生会員として各研究会へも参加し、卒業後は学会の正会員として活躍する人材となり、日本のファッションビジネスの発展に寄与することになればと期待が高まりました。

講演終了後の交流会では参加学生と学会員の情報交換も行なわれて、有意義な合同研究会となりました。

日 時:2009年3月14日(土)14:00-17:00
場 所:マロニエファッションデザイン専門学校 デザイン学舎 7階ホール
主 催:ファッションビジネス学会関西支部
内 容:
14:00-14:10開会挨拶 関西支部長 野中一男
14:10-15:40基調講演
テーマ 「変わりゆくファッション・マーケットをどう対応するか」
講 師 築本 尚祐(つきもと ひさゆう)氏
マツオインターナショナル株式会社
執行役員 大阪企画生産部 部長
マツオインターナショナル株式会社の沿革、ブランド戦略、ベンチマーキング、将来計画についてお話を頂きます。
15:40-15:50休憩
15:50-16:30研究活動報告
・ファッションマーケティング論研究会
・ファッションIT研究会
・ファッションデザイン研究会
・ファッションビジネス教育研究会
16:30-17:00交流会(ティーパーティー)
 交流会終了後解散

2009年2月13日金曜日

平成20年度 ファッションビジネス学会関西支部 合同研究会

[開催案内]

拝啓 春寒の候、皆様ますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
さて恒例のファッションビジネス学会関西支部合同研究会を下記の要領で開催いたしますので、是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。
敬具


日 時:2009年3月14日(土)14:00-17:00
場 所:マロニエファッションデザイン専門学校 デザイン学舎 7階ホール
主 催:ファッションビジネス学会関西支部
内 容:
14:00-14:10開会挨拶 関西支部長 野中一男
14:10-15:40基調講演
テーマ 「変わりゆくファッション・マーケットをどう対応するか」
講 師 築本 尚祐(つきもと ひさゆう)氏
マツオインターナショナル株式会社
執行役員 大阪企画生産部 部長
マツオインターナショナル株式会社の沿革、ブランド戦略、ベンチマーキング、将来計画についてお話を頂きます。
15:40-15:50休憩
15:50-16:30研究活動報告
・ファッションマーケティング論研究会
・ファッションIT研究会
・ファッションデザイン研究会
・ファッションビジネス教育研究会
16:30-17:00交流会(ティーパーティー)
 交流会終了後解散
参加費:正会員2,000円、学生会員500円、一般3,000円
※ 賛助会員は5名まで正会員と同額の参加費でご参加いただけます。
※ 参加申込の上、いずれかの口座へご入金ください。

[銀行振込の場合]
銀行名:三井住友銀行 天六支店
口座番号:普通1253408
口座名義:ファッションビジネス学会 関西支部長 野中一男

[郵便局振込の場合]
振替口座:00950-4-246129
加入者名:ファッションビジネス学会 関西支部
申込期限:2009年3月5日(木)

2009年1月1日木曜日

ファッションビジネス学会とは

ファッションビジネス学会は1993年11月に発足、2002年9月、10年間にわたる研究活動が実って、日本学術会議の登録学術研究団体(家政学・経営工学)に認定されました。この学会は通常の学会とは違い、具体的なファッションの問題をめぐって産業界と学界が協力しあい、ファッションビジネスを学問として体系的に研究する個人の集まりです。

いま日本は、世界でもっとも進んだ経済成熟社会になっています。一人当たりのGDPは世界最高レベルです。そして、階層・格差のない高学歴の生活者が自己実現と生き甲斐を求めて、Quority of Life の追及を行っています。しかも、それは個人、家庭によって異なるとともに、刻々と変化していきます。

こうした新しい価値観への対応が日本経済再生への鍵といえます。このサイクルの短い新製品創造のために、創・工・商を融合したビジネス展開が必要になりました。これらに対応するために、本学会は、ビジネスの現場から「いまあなたが実践していること」を体系化し、学界と産業界が一体になって理解と実践手法を研究します。そして、ファッションビジネスが融合した21世紀の新産業の創造を目指します。ファッションビジネス学会は、産業界と学界が協力して、関連他学会や海外諸国とも交流する新しいタイプの学会であり、参加者の1人1人がこれからつくりあげていく学会です。

組織

本部
〒151-0053
東京都渋谷区代々木3-22-1 文化女子大学内
Tel.Fax: 03-3299-2378

東日本支部
〒141-8651
東京都品川区大崎4-6-19 杉野学園内
Tel: 03-3491-8151 Fax: 03-3491-2605

関西支部
〒532-0005
大阪市淀川区三国本町3-35-8 大阪文化服装学院内
Tel: 06-6392-4371 Fax: 06-6391-5600

西日本支部
〒811-1311
福岡市南区横手1-2-1 香蘭女子短期大学内
Tel: 092-581-1538 Fax: 092-581-2200

韓国ファッションビジネス学会(提携学会)
The Korean Society of Fashion Business
President: Kyu Hwa Cho Ph.D.
Ewha Womans University
111, Daehyon-dong, Sodaemun-ku
Seoul, 120-750, Korea
Tel: 02-360-3079 Tax: 02-392-0560

活動概要

学会誌・論文誌の発行
個人の資格で参加する会員同士の交流や活動を編集する学会誌のほか、会員の研究成果を論文誌として発行します。

講演会
刻々と変化する生活者。いかなる時代にあっても変わらない価値観やビジネスの真理。その時々にあって知りたいこと、学びたいことのテーマにそって講演会を開きます。

研究部会
テーマを設定し、関心のある会員が集い相互啓発しつつ学び研究する会です。

研究発表会・討論会の開催
会員を中心とした研究成果を発表し、会員相互、また会員と他分野のスペシャリストが交流する場です。 ファッションの世界同時進行は、21世紀にかけて一段と深まるでしょう。欧米だけではなくアジアにも輪を広げた国際シンポジウムも、随時開催します。

セミナー
主にファッション産業に関心の深い方々を対象にした勉強会です。

見学会
売場、MDの現場、関連生産工場、研究所などの見学会を行います。